8.家族限定特約
<一般に知られている部分>
運転する人を『家族』に限定する事により、保険料が安くなります。 この場合の『家族』とは次の場合を指します。・ 記名被保険者
・ 記名被保険者の配偶者
・ 同居の親族(記名被保険者またはその配偶者の)
・ 別居の未婚の子(記名被保険者またはその配偶者の)

家族限定特約を付けていて、続柄変更や引越しがあった場合は注意をして下さい。
保険の対象外になっているかもしれません。
<意外と知られてない部分>
『別居の未婚の子』でも、婚姻暦のある場合は家族限定の補償の対象外となります。<更に、知られてない部分>
結婚して引っ越しなどで、記名被保険者との続柄が変わった場合、家族限定の補償の対象外となり、保険が使えないのが通常ですが、こういう場合でも条件によっては保険が使えるように家族限定を設定している保険会社もあります。この場合、下の例のように、続柄変更後の10月10日に事故が起った場合でも、補償します。

<適用される為には>
「保険契約の開始時に、家族限定特約の家族に該当している事」「続柄変更のあった保険契約期間の事故である事」
が条件になり、保険を使う際には、追加の保険料が発生します。
※保険会社、保険の種類によっては、規定や名称が異なる場合や、設定自体がない場合がありますので、ご注意下さい。
9.家族の範囲、別居の未婚の子は・・・!
<一般に知られている部分>
家族限定特約、人身傷害補償保険、無保険車傷害保険、ファミリーバイク特約、弁護士費用特約などの補償の範囲でよく使われる『家族』ですが、その範囲は・ 記名被保険者
・ 記名被保険者の配偶者
・ 同居の親族(記名被保険者またはその配偶者の)
・ 別居の未婚の子(記名被保険者またはその配偶者の)
とされています。

<意外と知られてない部分>
現在、独身でも婚姻暦のある場合は、『別居の未婚の子』に当たらず、この場合で言う『家族』の範囲から外れることになります。例えば、家族限定特約が付いている場合、親の車を運転しても、保険が使えないということになりますので、注意して下さい。