車輌の破損事故は、大きく3つに分かれます。
1.全損事故
2.分損事故で、『修復歴(事故歴)』の付く車両破損・・・査定価額からの減額があります。
3.分損事故で、『修復歴(事故歴)』の付かない車両破損・・・査定価額からの減額はありません。
『修復歴(事故歴)』の付く車輌破損があった場合、修理をしても、しなくても、査定価額からの『修復歴(事故歴)』の減額があります。自分に非がない場合など、特に「何で!」と言いたくなります。
そういう中、事故に遭った時、買い替えようか、修理しようか、迷った事はありませんか?
そのような時は、次の1~5を参考にして下さい。『買い替え or 修理』で迷った時の目安になるかも知れません。
※下記をクリックすると、詳細に移動します。
まず、ポイントとなる次の6つの金額を抑えておいて下さい。
- 事故がなかったと仮定した場合の査定価額
「事故がなかったら、どの位、ついたのか?」
担当セールス、カーディーラーに確認して下さい。 - 見積り修理金額
「修理した場合、どの位、かかるのか?」
担当セールス、カーディーラー、サービス工場、板金工場に確認して下さい。 - 修理しないで、受け取れる保険金の額
「車を修理しないで、お金で受け取る場合、対物賠償あるいは車両保険から、どの位、受け取れるのか?」
保険会社に確認して下さい。
修理せずにお金で保険金を受け取る場合、実際に受け取れる金額は、見積り修理金額から減額される事が多いようです。 - 修理見積もりの費用
「見積もりした費用は、どの位、かかるのか?」
見積を担当した担当セールス、カーディーラー、サービス工場、板金工場に必ず確認して下さい。
修理の見積もりだけをさせて、実際には修理をしない場合は、見積もり費用がかかります。 - 『修復歴(事故歴)』による減額
「査定価額からの修復歴(事故歴)の減額は、どの位か?」
査定を依頼した「担当セールス、カーディーラー」に聞いて下さい。
『修復歴(事故歴)』の付く車輌破損があった場合、修理をしても、しなくても、査定価額から『修復歴(事故歴)』の減額があります。 - 未修理・現状での査定価額(売却価格)
「修理せずに、現状のままで車を手放す場合、査定価額はどの位になるのか?いくらで売れるのか?」
『買取店』にも確認して下さい。
ここがポイントです、「担当セールス、カーディーラー」だけではなく、『買取店』『専門店』にも聞いて下さい。
買取り専門店が、随分、増えました。事故を起した車をそのままの状態で買い取る店もたくさんあります。
その車種の専門店や自前の板金工場を持っている買取り店だと、破損したままの車でも結構いい値段で買い取る場合があるようです。