代表例を挙げておきます。
１．車の盗難
２．車上荒しによるパーツの盗難

1. ドア鍵や窓ガラスを壊された上で、車両に装備されているパーツ（ハンドル、テレビ、カーナビなど）が盗まれた場合。
2. 鍵をかけ忘れた場合は、（等級）据え置き事故にならない場合もあります。

３．他人が故意に車両に落書きをした場合

1. 落書きの判定は意外に厳しく、横一直線の線傷など、走行中に付いた傷と見分けの付かない場合、保険会社から、『（等級）据え置き事故』扱いを拒否される場合がありますので、要注意です。

４．窓ガラスの破損

1. 他人にバットでガラスとボンネットを殴られた場合、ガラスの破損部分は（等級）据え置き事故になりますが、ボンネットの破損については（等級）据え置き事故にはなりません。

５．飛来してきた物、落下してきた物との接触

1. 飛び石などが、このケースに当たり、（等級）据え置き事故となります。

６．火災、または、爆発

1. ただし、衝突・接触、転覆、墜落がもともとの原因で火災・爆発が起きた場合は『（等級）据え置き事故』扱いにはなりません。

７．騒乱や労働争議による破壊行為、暴力行為
８．台風、竜巻、洪水、高潮

1. 水没は、河川などの氾濫の場合に限られ、単に道路や駐車場が水で溢れた場合は、（等級）据え置き事故の対象とはならない場合があるので、要注意です。

９．タイヤだけ（単独）の『火災』、『盗難』

1. 通常、タイヤ単独での『損害』（例えばパンクだけ）の場合、どのタイプの車両保険も使えず、『（等級）据え置き事故』扱いにもなりません。
2. タイヤだけ（単独）の『火災』、『盗難』の損害に限っては、一般車両保険、及びエコノミー＋A特約車両保険（車対車A）で補償され、しかも、『（等級）据え置き事故』扱いになります。

10．上記の組み合わせ、または、上記とノーカウント事故との組み合わせで保険を使った場合。